ＪＥＳからのお知らせ

【2020年 年頭のご挨拶】代表取締役 松本 桂樹

あけましておめでとうございます。

旧年中はひとかたならぬご愛顧を賜り、誠にありがとうございました。
今年も無事に新しい年を迎えることができて、とても嬉しく思っております。

今年は6月1日に改正労働施策総合推進法が施行され、特にパワーハラスメントの防止のために、雇用管理上必要な措置を講じることが事業主の義務となります。また、セクシュアルハラスメント等の防止対策も強化される予定です。

かねてより、弊社の相談室に寄せられる相談でもハラスメントに関する内容が増加傾向にありましたが、昨年5月に上記の通りパワハラ防止対策が法制化されて以降は、更にパワハラの相談件数が増加し、ハラスメントにまつわる研修依頼も多くいただくようになりました。

少子高齢化に伴う労働力人口の減少は、企業の存続を脅かす大きな問題となっています。将来を担う優秀な若手社員の確保のためには、ハラスメントのない安全な職場環境を整備し、働きがいと働きやすさの二つをバランスよく備えることが不可欠といえるでしょう。

ハラスメントに関する相談対応には、第三者的な相談窓口が必須といえます。匿名でも相談でき、必要に応じて人事担当とスムーズに連携が取れるＥＡＰは、パワハラ被害を訴える社員に対してだけでなく、良かれと思って行き過ぎた指導をしてしまった上司に対してもアクションを起こしやすいなど、それぞれの思いを踏まえた対応が可能です。

今年も我々は、働く社員や組織が、その能力を十分に発揮できるよう支援したいと思っております。2020年が皆様にとってより良い年になることを祈念いたしまして、私の新年の挨拶とさせていただきます。

本年も、何卒よろしくお願い申し上げます。

2020年1月6日
株式会社ジャパンＥＡＰシステムズ
代表取締役社長 松本桂樹

[2020/01/06]